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チンガー隕石



こんにちは、今回は、ある隕石についての話題です。その名は『チンガー隕石』です。隕石が好きな人はご存知かもしれませんが、全くの素人の私にはどういう意思なのかさっぱりわかりません。みなさんも聞いたり耳にしたりすることはあまり(全然?)ないと思います。



画像はこちらです。(クリックで拡大します、鉱物と隕石と地球深部の石の博物館様http://www.istone.org/chinga.htmlより引用)


chinga.jpeg



このチンガ―隕石が一体どうして話題になったのかというと、ナチスドイツの探検隊がチベットにおいて発見した仏像(約1000年前の仏像)というのが、実は宇宙から飛来した隕石(いんせき)を彫刻して制作された極めて珍しい作品だったことが分かったためです。ドイツの調査チームが鑑定結果を26日、学術誌に発表したことで明らかになりました。


隕石の片面を削り出した彫像は「アイアンマン(鉄の男)」と呼ばれ、高さ24センチ、重さ10・6キロに及びます。仏教の毘沙門天やヒンズー教の神がモデルでナチスのシンボルであるかぎ十字とは逆向きの「まんじ」が胸に描かれ、探検隊が興味を持ったと言われています。


こちらがその彫刻です。(クリックで拡大)


無題.jpg



ちなみに、チンガ―隕石はどのくらい価値があるのでしょうか?気になったので調べてみました。(ギャラリーメイスン様より引用 http://www.ishi-shop.com/detail/inseki/m103.html


なんとお値段は93.5gで112,000円でした(買い手さんがいたため、購入することはできませんでした。)




ちなみに、探検隊はナチス親衛隊(SS)長官ハインリヒ・ヒムラーの支援の下で派遣されたもので、「アーリア人の優越」というナチスの人種イデオロギーの裏付けを探るためにチベットに送られたようです。ヒムラーはアーリア人の起源はチベットにあり、その優越性の証拠が同地で見つかると信じていたとされています。そこで発見されたのが、彫刻であり、先ほど紹介したチンガ―隕石だったわけですね。…優越性の証拠を見つけることは難しかったようですね。



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